あきた港うどん自販機のうどんを食いに行く!いよいよ本丸!あきた港のレトロ自販機へ!年齢合計150歳超の強行軍慰安旅行!
いよいよ最終日!
この慰安旅行の最大の目的である、あきた港の道の駅にある、元、佐原商店に設置されていた昭和レトロを感じさせる『うどん、そば自販機』でうどんを食すために、大館から急行することに。。。
大館からあきた港セリオンリスタの道の駅までは約100キロ程あり、道の駅は、開店が午前9時ということなの、2時間前の午前7時に大館のホテル秀山荘を出発!
国道7号線をひた走り、二ツ井白神ICから秋田自動車を通って、8時50分に”あきた港”道の駅に到着!
なんとか間に合いました!
なにせ、今日中に横浜まで帰らにゃいかんということもあり、開店と同時に一番を目指していたため、満足満足。。。
急いで、あの昭和レトロ『うどん、そば自販機』の場所へ向かうと。。。。。
おおおおーーー!!!
懐かしい!!
コンビニなんてなかったその昔には、国道のソバにあった、『ドライブイン』なんていう店がいっぱいあって、
トラックの運ちゃんの憩いのオアシスとして、夜はちょっと意味深なネオンが夜を照らして営業していたお店には必ずといっていいほどあった、あの富士電機製の昭和レトロ『うどん、そば自販機』!!!
よし突入!一番乗りぃ~!
っと乗り込んでは見たものの、自動ドアが開かない!!!
んん???
とよく見てみると。。。。
あれぇー!!!!
道の駅は午前9時開店だけど、この『うどん、そば自販機』の営業は、午前10時から!!!!
ゲゲゲ!!!
急いできたのにぃ~!!!!
同じような輩も。。。
おマゴさんを連れた若いおばーちゃんも登場!
おマゴさんが必死で”開けてくれ~!!!!”って叫んでます。。
なかなか、人なつっこいかわいい子!
おっちゃんもいっしょになって”開けてくれ~!!!!”
っと、ちょっといっしょに戯れて。。。
でも誰もいないからしゃーないとあきらめて、しばし、近辺散策。。。
近くには新日本海フェリーの秋田港があって、北海道の苫小牧から、秋田、新潟を寄航して、福井県の敦賀までを約30時間ほどかけて就航する、”フェリーあざれあ”がいました。。。
船好きの小生にとっては憧れの的!
今後は、敦賀から苫小牧までバルコニーのついたスウィートルームに乗ってみよ!
外洋豪華客船はムリでも、これならちょっとした豪華船旅は楽しめそうやしね。。。
8時45分出港のいハズが若干遅れてる。。。
まぁ長いからね。。。少々は気にしない気にしない。。。
ちょっとプラプラして、ひょっとして開いてるかも。。。という希望的観測でさっきの入口付近に行ってみると。。。
なんと、偶然に佐原商店の佐原社長が、開店準備のために入口でまさに入ろうとされているところ!!!
テレビで放映されてからというもの、もう日本で一番有名になった『昭和レトロ自販機を操る社長!』
同僚の一人が迷わずお声がけさせていただくと、なんと、快く、開店前に入れていただけることに!!!
とりあえず、開店準備でお忙しそうなので、傍でとりあえずその様子を拝見させていただくことに。。。
そうすると、佐原社長から、『中もみてみるかぁ?』とお声がけいただき、うどんとそばのセッティングを間近で解説付きでお教えいただきました!!
よくよく見てると、麺と具が器に入った状態でラックにストックして、商品が選択されると、これがクルっと調理場所に滑り込んで、ここがこのマシンの最大のポイントである『湯きり』が行われるわけ。。。
しかも20秒の中で、2回実行されて、その後にダシが投入されて、完成という流れになってるよう。。。
『湯きり』の方法がダイナミックで、器の上にフタをかぶせて、遠心分離機の理屈で、グルングルン回して湯きりするという実に、人間の方法に近いアナログな方法!
そんなもんだから、湯きりのお湯があっちこっちに飛びちっちゃうから、周りは錆びちゃったりして、壊れちゃうってことなんですかね。。。
なので、あくまでも商品の加工の仕方が機械担当なので、商品である”うどん”や”ダシ”は、その自販機を運用されているお店のオリジナルが使われ、同じ自販機でもその設置場所によってメニューも味も違うという、実に奥の深い自販機なのだ!!!
佐原社長のところのマシンは、とても40年も経ってるとは思えないようなキレイさ!
ちゃんとメンテナンスされていたという証ですね。。
いやぁーもうこんな懐かしいものを見れただけでも、機械マニアの小生にとっては最高です!
もう完全に、『昭和レトロ自販機マニア』になりました。。
開店準備が終了して、まだ10時の開店前にもかかわらず、待望の『昭和レトロ うどん、そば自販機』で食してもいいよとの社長のお許しを得て。。。
ドキドキしながら、懐かしさもあり、200円を投入し、ニキシー管がカウントダウンし、待つこと20秒!
むかし、懐かしい電子レンジの終了音の”チン!”の音とともに。。。。
出てきました!
なつかしぃ~!!!
待望の、『昭和レトロなうどん、そば自販機』製の”てんぷらうどん”!!!
具は、オキアミなどの小エビの味がするてんぷらと、ネギで、普通の太さの麺に、関西風のダシという、極めてシンプルなうどんだけど、ダシが利いてて妙にこれがうまい!!!
これで200円なら激安です!
大阪出身のうどん大好きな小生も、太鼓判を押せるほどのいい味です。
おまけに、佐原社長のお人柄のダシも入ってるからさらに旨さ倍増です。。
移転しても、ちゃんとこいつも現役バリバリ。。。
この素朴さが最高!
東北の素朴な雰囲気の中、キッチリとお客さんへの心遣いは忘れていません。。。しびれます。。。
ここまでの道のりは約1300キロ!
当分これを味わえないこともあり、もう一杯おかわり!
ってことで、佐原商店のうどん自販機のうどんに、佐原社長の人間味も合わせて十分に味合うことができ、今回の慰安旅行の最大の目的を達成することができました!
そのあといろいろと佐原社長にお話をお聞きしていると、佐原商店を閉店される際には、このうどん自販機を全国のいろんな方々から、譲ってくれ!との連絡があったとのこと。。
でも佐原社長は、秋田の県外に出すくらいなら、すぐ近くの道の駅へ移転のほうがいいとの結論を出されたとのこと。。。
こんなとこにも、秋田の地元に根付いた経営をなされていた、佐原社長のお人柄がわかるような気がしますね。。。
佐原社長には、開店前の大変お忙しい中、お話をお伺いさせていただき、本当にありがとうございました!
また、お伺いさせていただきますね!
もっといろんなことをお聞きしたかったのはヤマヤマではあるものの、10時の営業開始となり、多くのお客さんもこられているので、お忙しくなるだろうと、ここは後ろ髪ひかれる思いではあるものの、ご挨拶して後にすることに。。。
ついでに、もともと佐原商店のあった場所にも行ってみようということで。。。
行ってみたら。。。
残念!
もう更地になってました。。。
Yotubeで外人さんがワインをラッパ飲みしてた現場が見れるかと思ってましたが、これは残念。。
いやー佐原社長!最高です!
ほんとに最高です。東北のお人柄といい何とも言えない、いい味出してます!
急にお忙しくなっちゃったんで、お体に気をつけて、これからも『超庶民の味』を守ってくださいね!
ということいで、なんだかんだでもう12時前!
今日中に横浜まで帰らなければならぬということで、急いで出発!
なにせ、ここからまだ700キロ!
しかも日曜日なんで、夕方の首都圏の渋滞が心配!!!
行きは東北道経由だったんで、帰りは全線開通した常磐道を通っていくことに。。。
秋田、岩手、宮城と順調に進み、未だ原発の影響が色濃く残る福島の浪江付近を通過し、茨城を超え千葉の柏付近で事故渋滞発生!!!
ここを通過するのに約1時間のロス発生!
なんだかんだで横浜に到着したのは午後9時!
無事到着できてよかったよかった!
明日は朝から仕事なのにしんどい。。。。
まぁ、こんな強行軍で行ったんやから自業自得やね。。。
今の学生でもこんな旅はしないやろうね。
昔、若かったおっさんはこういうことが楽しくてやっちゃいます。。。
今回、昭和レトロ自販機に感化されてしまったので、今度は、関東の昭和レトロ自販機めぐりをしてみようかね。。。
こんなサイトを見つけました!!!素晴らしい!! この情報を参考に訪問計画中!!! http://jihanki.michikusa.jp/
いってみよ!
普段の都会生活では味わえない、東北のよさをたった3日ではあったものの十分に味わえた旅でした。。。
さて、賢さん、毅さん!
次なる、強行軍慰安旅行はどこにしますかね???
でもちょっと休養かね。。。